SLIMと一緒に打ち上げられたXRISMの情報について少し触れればと。XRISMって読めますでしょうか？（笑）。クリズムと発音するそうです。私は読めませんでした（汗）。X線分光撮影衛星だそうです。一言聞いても何のことやらサッパリですが。ホントにザックリの理解ですが、X線の高度な撮像装置を搭載した衛星だそうです。そのミッションは高温のプラズマが宇宙空間を飛び回っているので、そのプラズマの元素や速さ等を観測することでブラックホールの謎や何億光年も離れた銀河集団の成立ちを明らかにすることができるものとして期待されており打ち上げられたんだそうです。
衛星内にはミルフィーユのように何層にも重ねられた超分解能X線分光器（装置）が搭載されていて、その性能をフルに発揮できるように器内の温度を-270℃（絶対零度）に保って設計＆運転されているのだそうで、我々には全く想像もできない代物となっているようです。絶対零度とか量子力学の世界なのでこれ以上の説明は私には無理です（苦笑）。
我々素人からするとよくこれでハードウェアが壊れないものだと感心するくらいが精一杯です。あと驚いたのは観測データは無償で公開するという気前の良さで、今後の宇宙開発や科学発展のために全世界に公開するの予定だそうです。平和目的が前提なのでデータを利用する目的は公募と審査は必ず実施すると申されてました。知的好奇心は尽きることはありませんので、また別のネタを仕入れたら歳時記で呟きますので。
